ニートとは?

看板を持つニート 統計
ニートとは
看板を持つニート

■Not in Education, Employment or Training の略。
■学生ではなく、働いておらず、その意思もない人のこと。
■厚生労働省は、「『ニート』の定義は、15~34歳で、非労働力人口のうち家事も通学もしていない者」と定義している。

 しかし、15~34歳というのは、厚生労働省が労働支援政策を行うにあたって、都合のいい年齢として区切っただけなので、自分がニートだなあと思えば、ニートということで良いと思う。
 実際、厚生労働省は、2018年から15~34歳を15~39歳と定義し直したり、直さなかったりしている。ニートとは、国の研究者もどう定義したものか頭を悩ますほど曖昧な存在なのだろう。僕らニートは、ニートとは何者であるかを自分で考え直す必要があるのかもしれない。

ニート【NEET】の人数

 ニートは全国に71万人いる(平成29年)。同年齢人口の2%ほどだ。
 
 もっとも多いのが35~39歳で、18万人。ニート界にも高齢化の波が迫っている。
 
 男女比は大体1.7:1くらいで、男45万人、女26万人。
 
 そのうち、引きこもりは54.1万人いる(平成27年)。

 つまり、3人のニートがいたら、そのうち二人が30代後半以上、引きこもり、男性のどれか、あるいは全てに当てはまる。僕は二つチェックが入る。だからなんだという話だけど。

 ニートとはこの世で最も統計のとりにくい存在である。僕自身、ニートになった際に誰かに「ニートになりましたよ」と申告した覚えはない。おそらく、71万人には含まれていない。そう考えるとニートは全国に100万人いると考えて間違いないだろう(適当)。

若年無業者数
(出典) 平成30年版 子供 若者白書

個人的な思い

 ニートとは実に多様な存在だ。死ぬまで部屋から出ない人もいれば、テレビに出演してお笑い芸人に頭を叩かれるような人もいる。個人的にそういうアクティブなニートは、ニートという名を借りた、ただの面白い人なのでニートと呼ぶには値しないと思う。しかし、そういった人たちのギャップを活かした自虐的な行動はまさにニートの触れてほしくないけど触れてほしいという心情そのものだったりする。

 とにかく、たくさんのニートが世の中にいるわけで、しかも、一人一人事情が違う。全国に何万人いるとか、そのうち何パーセントがどう考えているとか、数字だけでは何も解決しない。支援をするにしても、目先の就労率ばかりが先行して、僕たちが何を必要としているかがないがしろにされている。「あんた、いつ働くの?」「お前、早く働けよ」という言葉がまさにこの現象を体現している。就職して社会復帰するのが正解とは限らないゾ。

 数字だけでは何も解決しないと言ったけど、ニートはお金の貰えるアンケートは大好きなので、じゃんじゃん公募してほしいと思う。ニートは常にいくつかあるあるをストックしている。最後にアクティブなニートたちに告ぐ。テレビ出るなら深夜番組オンリー!間違ってもゴールデンタイムの番組に出演しないように!
 

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