トイレでいじるほどスマホに依存している人は痔になるよ

トイレにいるスマホ依存症の人 生活

 一説には便器の10倍汚いと言われているスマホ。

 そんなスマホをトイレに持ち込んでいじり倒す男。

 それが僕だ。

 汚いものを汚い場所持っていく。毒を以て毒を制すと言ってもいいけど、やっぱり汚いものは汚い。

 それは分かっているんだけど、どうしてもやめられない。

 完全にスマホ依存。

 長年、トイレへの持ち込みを繰り返してきたせいで、その動作は無意識に行われる。

 トイレに行くときに「持っていくか」と思うことすらない。ひもでくくりつけていたみたいにスマホは自動で運ばれる。

 そしてトイレに着き、ズボンを下げた次の瞬間、その手にはなぜかスマホがおさまっている。

 なんなら、いつの間にかパスコードが解除されていて、お気に入りのサイトがすでに開かれている。

 そういう瞬間にふと我に返って、「あんまり良くないなあ」と思っても、

 “なあに、かえって免疫力が付く”と心の中にいる無知なタフガイがささやく。

 ここまできてしまった僕を誰も救うことは出来ないだろう。

 ひとつ言いたいのは、公共の場ではそういうことをしない。しないというか出来ない。タイトルに書いてあるように家の外に出ないから。

 でももし外に出るのなら、そういう時にはスマホをトイレでいじるのはやめようと強く思う。

 なぜならトイレでスマホをいじって落ち着きたいという気持ちは分かるけども、それ以上に爆発寸前の爆弾を抱えて満室の前に並ぶ気持ちのほうが分かるからだ。

 僕は思いやりのある人を尊敬するけど、それと同じくらいトイレのない列車に乗る人や、渋滞の多い高速道路を利用する人を尊敬する。

 仕事の都合で、トイレに行けない場面が多い人もいるだろう。

 僕にとって、そういう人たちは命綱なしで曲芸をするような超人に見える。

 そんな胃弱人間であるので、家にトイレがあるという当たり前が嬉しく、ついつい長居してしまうのだ。

トイレでスマホいじると痔になるよ

 いじりすぎて痔になりました。

 いじったのはお尻の穴ではなく、スマホだ(お尻をいじったことは一度もない)。

 痔というのは40代くらいの人がなるイメージだったので、僕は驚いた。

 長時間座っているというのも原因に挙げられるけども、

 真の原因は、おそらくスマホの使用による集中力の低下にあると思う。

 なにが言いたいかと言うと、本来お尻に行くべきはずだった意識がスマホに行ってしまうことで、時間とともに集中力が低下し、無駄な力みが生じている。それが肛門にダメージを与えているのだ。

 トイレは世界一落ち着く場所だ。しかし、できることなら滞在時間は短いほうが良い。スピードが命。

 僕の家はトイレのwifiが弱い。だから、トイレにいるときだけ4Gに切り替えてスピードをあげている。

 そして外に出ない僕にとっては4Gはいわばトイレ専用回線であるのだけど、

 こないだ、その4Gが速度制限をかけられた。

 その時、僕は自分がトイレでどれほどのデータ通信をしていたのかを知り、おののいた。

 そりゃ痔にもなるよ。

 痔にも種類があることを僕はなんとなく知っている。

 自分がわずらっているのは初級の痔(と勝手に思っている)。

 血を眺めてふと想像する。

 もしレベルアップしたら?

 肛門疾患を抱えた身で、トイレのない列車や渋滞する高速道路を耐え、開く気配のない個室の前に立ち尽くし、診察台の上で下半身を露出する自分の姿。

 うん。

 お腹痛くなってきた。

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