令和1年10月のニュースの感想文

ニュース感想文 社会

消費税率10%に引き上げ

2019年10月1日(火)
 消費税率が10%に引き上げられた。特定の品目や外食の有無によっては軽減税率が適用され、その複雑さに世間は頭を悩ました。

 社会保障の財源確保が目的の増税で、景気が失速するリスクがあって、生活を負担をかけない軽減税率で……

 ニュース番組を観ているとコメンテーターたちが色々教えてくれる。

 「なるほど」と分かったふりをしつつ、テレビをただ眺める。

 僕には経済の話なんかは全然分からない。しっくりこない。だから疑問すらあまり浮かばない。

 しかし、一つだけ気になることがある。

 なんで毎回、自販機のジュース値段が上がるん?

 たしかに自販機は1円玉や5円玉が使えない。

 だから最初の増税で100円が110円になるのはしょうがない。

 次の増税、110円から120円。次は120円から130円。

 ブーストしとる…。

 このまま加速していけば、いつしか富士山山頂の自販機の値段くらいになってしまうのではないだろうか。

 一体10%になった現在、自販機はいくらになっているのだろうか。僕はそれを知るのが恐ろしくて外に出れないのだ。

 僕はニュース番組を観続けた。色々なコメンテーターが色々なことを言うけど、誰も自販機の話なんかはしない。

 そして番組が終わり、CMへ。清涼飲料水のCMが始まる。

 「飲みやすくなって新登場!」

 そう、大抵の番組のスポンサーに彼らはいる。

 いわば、自販機のオーナーのオーナー。

 「あれ、こないだも10円値上げしてましたよね?」

 とコメンテーターが言おうものなら、その日のうちに番組をクビになってしまうかもしれない。

 それに結局自販機って便利なもので、人と関わらずに購入できるし、「つめたーい」「あたたかーい」は嬉しい(たまにぬるい)。

 外界のオアシス。散歩中のセーブポイント。

 値上がりしていても、”飲みやすく”なっていても、財布が小銭でパンパンになっても、ついつい買ってしまう。
 
 そして、ルーレットがついているタイプは当たらないと分かっていてもついつい期待してしまう。

 おそるべし、自販機。

全国都道府県対抗eスポーツ選手権が開催

2019年10月5日(土)
 茨城県つくば市のつくば国際会議場で、全国都道府県対抗eスポーツ選手権が開催された。競技タイトルは「ウイニングイレブン2020」「GRAN TURISMO」「ぷよぷよ」。予選大会を含めると、約15000人が参加した。

 ゲーム好きとして、こういうニュースを聞くのは嬉しい。

 たまに「eスポーツ」という言葉を聞くと、「ゲームはスポーツじゃねえ。便乗するな」みたいなことを言う人がいるけど

 それは、たしかに。

 でも、そこは大目に見てほしいというか、見逃してほしいと思う。

 だって、語感がカッコイイのだもの。

 スポーツという言葉が意味合いが決して「運動」ではないとか、将棋とかチェスもスポーツと呼ばれているとか、色々な言いようはあるけど

 結局、語感。語感、大事。

 納豆だって、「これは大豆を発酵させたものだ」と言うよりも

 「これかい? ジャパンのスーパーフードさ」と言ったほうが外国人も「クール!」となるんじゃないか。

 僕が気にしていることは他にもある。

 それは「公正さ」だ。

 スポーツマンシップという言葉があるように、スポーツというからには公正でなくてはならない。

 本来のスポーツ、サッカーや野球などにおいては

 課金してスタミナがアップしたぜ! とか、アプデでキーパーが2人になりました。ということはない。

 最低限の道具さえあれば誰しもが参加できるものであるべきだし、課金システムで有利になれるゲームにeスポーツを名乗らせてはいけない。

 スポーツという言葉を借りているわけだから、ゲームコミュニティはそこに寛容であるべきではあるけど、借りているからこそ、スポーツという言葉の持つ「公正さ」を汚してはならないのだと思う。

 つまりこの「eスポーツ」という言葉はゲームエンターテインメントの仕組みの名札だ。

 その名札の下にゲーム業界の一線を担う企業が集まったときに、利権を使って目の前のお金をかき集めるか、それともコミュニティを育てて10年後に投資を回収するか。

 どちらかが正解かは本当にゲームが好きな人こそが分かるに違いない(特にシミュレーションゲーム好きな人とか)。

東京都中央区の月島で銀行強盗未遂

 2019年10月29日(火)
 東京都中央区の銀行に、48歳の男性がナイフと空箱を持って押し入り、「爆弾を持っている。2億円出せ」と銀行員を脅した。男性は通報ボタンによって駆けつけた警察官に現行犯逮捕された。

 このニュースを聞いたとき、パッとプリズンブレイクのシーズン1のシーンが思い浮かんだ。

 主人公は死刑執行を目前に控えた兄を刑務所から脱獄させて助けるために、わざと銀行強盗を犯し、自ら刑務所に入る。

 この事件の容疑者がわざと捕まりたかったかどうか別としても、本当に成功させる気はなかっただろうと思う。

 本当に成功させる気なら、空箱に爆弾っぽいものを何かしら入れるだろうし、2億円が入るカバンも用意するだろう。

 それに本当に2億円欲しい人は「2億円出せ」とは言わないんじゃないだろうか。

 人は人生を諦めたとき、犯罪を起こすことがある。

 それは殺人だったり、放火だったり、性犯罪だったり色々なことだ。

 この人が諦めたのかは誰にも分からないけど、もしそうなら、

 この人は空箱を持って銀行に押し入り、「2億円出せ」と言った。

 それが変わっているなと思う。

 もし、この人が2億円の強盗を成功させたのなら、一体どんな生活を送ったのだろう、とぼんやり想像した。

そんな感じの令和1年10月。

タイトルとURLをコピーしました